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和食の隠語、符丁 すり鉢はダメ、「当たり鉢」 寿司屋の符丁も解説 

「業務連絡55番です」

先日、大手の家電店ビックカメラで

と放送されていました この55番というのは実は隠語です

隠語とは、暗号のようなものでそれを理解していない人にはわからない言葉となります

となみに55番は「声を出す 活気をだす ゴーゴー」の意味です

同様にビックカメラの例をだすと

1番 休憩
2番 トイレ休憩
3番 これも休憩で

5番 丁寧に売る
6番 名刺を出しましょう
7番 公休
8番 万引き 窃盗
19番 消防
53番 ゴミを出し
80番 緊急

77番 雨です 「77番の梱包お願いします」となります
81番 返事をしましょう 「ハイと元気に」
88番 笑顔で接客

となります

これでは、隠語を理解しない人には全く意味が分からないですね

しかし、業務連絡としてしっかり機能しています

実は隠語は先ほどのビックカメラのように他の業界にも存在もします

芸能界、呉服屋、株の世界、家電店、医者とそれぞれに隠語を使います

そして、実は和食にもあります

和食の隠語

飲食店和食には業界の人だけが理解できる言葉があるます

和食の隠語です

そして、符丁もあります

符丁も隠語の一種です 特に数字を表す言葉を指すことが多いようです 後程、符丁に関しても詳しく解説します

もう一つ業界用語もあります

隠語、符丁、業界用語とのそれぞれの境は微妙ですが、今回は業界用語も含めて紹介します

八百屋と和食

さて、理由は定かではありませんが、八百屋と和食の隠語、符丁はとてもよくにています 数字の表現の仕方などはほとんど同じです また、呉服屋もかなり似ている隠語や符丁を使っているようです

最初にどこかの業界で使われ始めた隠語が他の業種に影響を与えて、発展したものと思われます

寿司屋と符丁

寿司屋は時価といい商品が多いのが特徴です

今日仕入れた、今日の価格という意味になります

毎日、価格が変わることを意味します

その関係で、符丁が多く使われます

カウンター内とホールで符丁でやり取りするのが、よく見受けられます

金額を露骨に言うよりも、良いのかもしれません

また地方によっても使われ方が違います

詳しくはないのですが、地方によって特別の表現があるようです これはいずれ詳しく・・・

では、どなんなときに使うのか?

  • 汚いもの
  • 古いもの
  • 勘違いされたくないもの
  • 不吉な言葉を避ける
  • 数字
  • 単純な業界用語
    などでしようか?順番に解説してゆきます

では、和食の隠語を具体的にみてゆきます

トイレのこと
「二のじ」「  二番 」「 事務所」
意外と多いのか事務所でしょうか?事務所ゆきます、でトイレに行くことになります  二番もよく使われます 和式のトイレでは足置く場所に板が置かれていました
それを上から見ると漢字の二、なので二番と呼ばれます

古いもの表現
古いものや新鮮ではないものに使われるいんごです
古いものは「アニキ」兄貴と言う意味です 逆に阿多らしいものは弟、「おとおと」と呼ばれます  この兄貴、弟は本当によく使われるいいかたです

勘違いされたくないもの
なんのことだかわからないかもしれませんが、これも日常的によく使われます
「ける」
フライパンや鍋で炒めることをけると言います 炒めるが痛めると間違えられるのを避けるためです

不吉な言葉を避ける表現です
すり鉢
する、という言葉が失う言葉の意味になるので、当たり鉢」といいます 同様にすり棒ではなく、「当たり棒」となります
下ろし金
大根おろしなどを作りますね   これも和食では、「当たり金」となります

数字
寿司屋が多いでしようか  お会計などに使用されます 八百屋や呉服屋が同じような隠語を使います
1から順番に、ピン、リャン、ゲタ、ダリ、メ、ロン、セイナン、バンド、キワこんな感じににります  10は1と同じピンに戻ります 11からはピンピン、チョンブリ、ソッキリ、ソクダリ、アノ、ソクロン、ソクセイ、ソクバン、ソッキワとなります

あとはその繰り返し 特殊な言い方だけを拾いますと
20はリャンになります 22はノナラ

33 ゲタナラ

44 ダリナラ

55メナラ

66ロンナラ

77セイナンナラ

88バンナラ

99キワナラ

となります

100や1000の単位はありません そこは、雰囲気で判断します

そして単純な業界用語
丸十はさつま芋
南瓜はカボチャ
天豆は空豆

岡部は納豆

東海寺はたくあん

東寺は湯葉

紀州はみかんや梅干し

翁はとろろ昆布

利休は胡麻

信州はそば

甲州はワインやブドウ

などたくさんあります

隠語を使う注意点

隠語は便利です 言いにくいことや、聞かれたくないことを隠してくれます

特に金銭的なことや売り上げ的なことはお客には知られたくありません

 

しかし、意外なことですがお客は暗号で言っていることを好意的にはみません

内緒話をされているのと同じ事だからです

知り合いの料理人は、業務の連絡は常にメモ帳にメモをしてスタッフに回していました

隠語や符丁をあえて使わないようにしているそうです

 

お客の立場で考えれば、使い過ぎは禁物です 最低限の使い方を心がけましょう

 

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