とら書のブログ
6.22018
ノロウイルス 飲食店従業員トイレマニュアル ノロ感染の中心はトイレ 守るべきポイントのまとめ 消毒のやり方も網羅
はじめに
食中毒特にウイルス系の代表、ノロウイルス対策としてトイレの使い方は大切です
飲食店では一度食中毒を発生させると失うものは大変に大きくなります 予防策としてトイレのマニュアルを考えて見ませんか?
ノロウイルス対策はトイレから! トイレがとても大切なポイントとなります
[ad#ad1]
ノロ、食中毒は調理従事者から感染
感染力が強いノロウイルスは多くの場合、人から人へと感染が広がります
特に便や吐瀉物が原因となります 汚染が手や便座、ドアノブに付着をして感染が広がってゆきます
飲食店で厄介なのは、それらの汚染が食材に付いてしまった場合です
口に入ったノロウイルスは確実に感染をして、24時間程度で吐き気や下痢となります そして、大量に調理の現場では食中毒が数十人、数百人に広がってしまいます
恐ろしいことです 新聞にのるような、大きな問題となってしまいます
従業員が汚染されることはなんとしても防がなければなりません
そのためには、トイレの使用方法のマニュアルがとても大切になります
ノロウイルスは多くがトイレが感染源になります 家庭のトイレ、従業員トイレ、お客様トイレ、どこのトイレも可能性があります 無論、トイレに限らず吐瀉物が、床などにあればそれも原因になります しかし、どちらにしても水際で防ぐという意味では「トイレの管理」は重要なポイントと言えるでしょう
従業員のトイレ事情 専用トイレがない場合
飲食店の規模によって専用の従業員トイレがない場合があります お客様と共用のトイレということになります
専用トイレよりも不特定の方が多数利用するのでノロウイルス感染の可能性は高くなってしまいます しかし、その分目が行き届くというメリットもあります 汚れや汚物に早めに対処ができるというわけです
ただし専用であれ、共用であれやることに大きな違いはありません 敵は一つ「ノロウイルス」です
ノロウイルス防止 マニュアル
ここからは、飲食店に働く者として、ノロウイルス対策としてどのようにトイレを使えばよいのか、ほんの少しの注意で食中毒の確率は大きく下げられます 癖として、規則として是非守ってゆきましょう
「守りたいトイレのマニュアル 7つの項目」
1 手洗い2回
手洗い二回は最も大切です トイレで一度目、調理場で二回目ということになります ノロウイルスはトイレのドアノブや蛇口にも付いています 二度洗いをすることでウイルスを 確実に除去できます 手洗いのウイルス除去率はかなり高めです 侮らないで基本の手洗いを実施してください
手洗いのやり方 手洗い後の消毒 専用手洗い場 など考えなくてはいけないことはたくさんありますが、何はともあれ「手を洗いましょう」
業務用ではこれ 私も利用中です
下のものは固形です 固形は避けましょう 石鹸で感染が広がる可能性が増えます
[ad#ad1]
2 トイレ用の履物
履物は調理場用とトイレ用は分けます これは絶対条件です
普段は履き替えないでデパートや公園、学校などのトイレを利用していると思いますが、飲食店では、調理に関わる人は必ず履き替えを実施してください ウイルスは床から60センチに多く見つかります 床は大変に汚染されている可能性が高くなります 調理場にウイルスを持ち込まないためには必ず靴の履き替えをします
トイレ用 外履きです
トイレ用 部屋履きです
3 トイレに行く時は白衣の着替え
白衣が汚染されるのを防ぎます ホテルや大きめの調理場では実施されていますが、なかなか小規模の調理場では実施されていないようです 上着の袖口やズボンは簡単に汚染されます どうしても全面的な着替えが不可能な場合は白衣(上)のみ脱ぐだけでもかなり効果的です
ホールや配膳係も同様に着替えをオススメします 配膳人が原因の食中毒も大変に多く発生しています
下のリンクのような専用のジャンパーのような上着を用意するのも一つの手立てですね
4 毎日の健康管理報告
仕事中のトイレで下痢の症状が出た場合も報告をするように徹底をします
言いにくいかもしれませんが、口頭でも報告しやすい環境を作ります
また健康チェック表などをつくり健康を管理します
健康であるか?を毎日チェックをすることとなります いざ、食中毒が発生をした場合も管理していたという記録が残ることは重要です 管理は朝、もしくは出勤時に勤務者が自分で記載します 保健所などのオススメはタイムカードのそばにチェック表を置き、タイムカードを押すタイムングで各自が記入するやり方です チェックする内容は下記のような内容になりますが、ここで注意することは家族の健康もチェックの対象とすることです 特に介護や小さなお子さんがいる家庭では便が付着したり食中毒が多発しやすい環境となります 必ず家族の健康もチェック項目に入れてください
- この1週間、下痢をしていません
- このい週間、嘔吐していません
- 熱がありません
- 咳はありません
- この1週間、家族に下痢や嘔吐の症状はありません
このような項目の確認を各自にチェックしてもらいます 実際に健康ですの答えが多いかと思いますが、記録として健康である自己報告が大切です また、症状があるスタッフがいた場合は内容を詳しく聞いて、従事させるか休ませるか、または調理以外の仕事をしてもらうかの判断をします
5 普段から手袋で調理
トイレの後は当然、二回の手洗いです しかし、更に手袋をすることで食中毒は防げます
使い捨ての手袋を使用します 配膳時は無理としても調理場内で食材や料理を触る時は手袋を着用をします 経費として使えないという意見も多き聞きます 正直に100枚 50セットでメーカー品ですと800円程度します しかし、薄手ですが100均でも100枚 50セットの使い捨て手袋は販売されています 双方を比べると差はあります しかし、食中毒防止という意味では最低限有効です また、300円程度で厚めで良い商品が業務スーパーなどで売られています 探してみてはいかがでしょう
ピッチとしたビニールタイプは下のパウダーフリーがオススメです
下の手袋はお安めです お買い得です
ダンロップホームプロダクツ ポリエチレン手袋 調理用 S 6773 価格:352円 |
6 トイレは次亜塩素酸ナトリウムで消毒
漂白剤での消毒です これは薄めて使用します
1リットルのペットボトルにキャップ1杯の漂白剤です
トイレのドアノブ、床、便座などを拭き上げます ウイルスを含めて菌は死滅します 最も有効な消毒方法です ただし水拭きは忘れないようにしてください
漂白剤は濃度がいろいろあります ブランド品は濃い目の設定です「ハイター」「ブリーチ」「ブライト」「キッチンハイター」など・・・しかし、100均などで売られているものには薄いものがあります 注意をしましょう 値段は高くなりますが、濃度を記載しているブランド品をオススメします
業務用はお得です プロも使うキッチンハイター業務用
下はブリーチです 使いやすい大きさです
7 効き目があるアルコール ないアルコール
アルコール消毒をトイレに置く
アルコールはすべての菌に効果があるわけではありません
特に心配(効果が薄い)のはウイルスです 死滅させることができません
そこで近頃登場したのがウイルスに効果があるアルコール消毒液です
今までとの違いは「中性」から「弱アルカリ」に変わってことです レモンや茶、クエン酸などをブレンドしてノロなどのウイルスに効果があるように調整をされています 家庭用では「除菌プラス」「ノロパンチ」などというう名称で販売されています 残念ながらお値段は高めです
効果は漂白剤よりも効き目が落ちます 30秒ほどでウイルスを死滅させるようです その場で速攻で死滅させる漂白剤に軍配は上がりますが、気楽に使えるのが大きなメリットです
業務用は食品添加物になっている消毒液を使ってくだっさい 時折「食品添加のみで作りました 安心です」などと謳っていますが、そうではなく「出来上がった消毒液が食品添加物である」ことが大切です
アルコール消毒はトイレの手洗い施設に置きますが、できればスプレー式よりもポンプ式の入れ物が良いと思います
家庭用ですとノロパンチスプレーでしょうか・・・
業務用ですとサラヤです いろいろなアルコール消毒液があります ノロに効き目があるのは下記の型番です
スプレータイプもあります
まとめ
飲食店での食中毒対策としてトイレの水際作戦は有効です トイレは最もウイルスが感染しやすい場所です 飲食店では重要な警戒、対策が大切です
感染予防を重要視した汚物の掃除のやり方です
汚物発見 飲食店でのゲロ清掃のやり方 食中毒防止 従業員感染を防ぐ 汚物セット大活躍
汚物清掃の必需品を写真紹介しています 参考記事です
食中毒対策 汚物キットを作ろう 具体的な商品をダイソーでチョイス 飲食店必需品 低予算で確実に
[ad#ad1]
コメント
-
2018年 6月 16日
-
2018年 6月 16日
-
2018年 6月 19日
この記事へのコメントはありません。